更年期障害と姿勢

更年期とは、 卵巣のはたらきが衰え、停止するまでの期間を言います。だいたい、 50 歳前後に閉経を迎えるので、その前後約 10 年間がそれに当たります。

一般的に女性は 48 ~ 52 歳の間で閉経を迎えることになります。しかし、更年期の変化はこれより以前に始まり、 40 代、そしてときには 30 代後半から月経周期の変化があらわれ始め、月経の日数や量が変化したり、周期が乱れたりすることがあります。

更年期に入ると卵巣でホルモンをつくる能力が徐々に下がるために、体調に影響が出始めます。

更年期障害 でみられる症状( 更年期症状 )にはいろいろなものがあります。

更年期障害の不快な症状は人によって千差万別。それもまた姿勢の歪みに大きく関係しているのです。症状の重い人はたいてい姿勢が悪く背骨に歪みが生じています。そして脊椎からの各神経にも影響をきたし、自律神経が失調し、不快な症状となって現れるのです。

上半身の歪みは骨盤で補正され、内部にある臓器にも影響を及ぼしてしまいます

歪んだ子宮の位置
         
骨盤の中には子宮がついています。骨盤が歪めば子宮も歪みます。じつは骨盤を歪ます原因は上半身にあるのです。骨盤は車に例えるとサスペンションです。上半身の歪みを逃しバランスを取っているのです。

そして上半身の歪んだ背骨からは内蔵機能をコントロールする末梢神経が出ています。その神経に歪みによる干渉が起これば、歪んだ子宮とあいなってカラダはおかしくなっていきます。

正常な子宮の位置
      
まずは上部頚椎カイロプラクティックで体を歪ます原因を取り除き、正しい姿勢を取り戻すことで、骨盤は中立を保ち、背骨からの神経の流れを正常化させ、自律神経の失調を起こさないようにすることが大切です。